この記事では、スーモで物件を売買する方法やメリット・デメリットなどについて解説していきます。効率よく集客して成約率を上げる方法についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください
スーモって何？スーモの運営方法や掲載料について解説
スーモは株式会社リクルートが運営する不動産サイトです。マスコットキャラクターを使用したテレビCMや広告などで知名度が高く、「不動産情報サイトといえばスーモ」と想起する人が多いことが分かっています。
参照：NEO Marketing｜「全国の20歳～79歳の男女1000人に聞いた『不動産情報サイトに関するエボークトセット調査』」
ここでは、スーモの「サイト運営方法」や「掲載料」について紹介していきますので、スーモを不動産売買で活用したい方や、不動産の売却を検討している方は参考にしてみてください。
スーモは不動産情報を掲載する不動産サイト
スーモは、不動産の売買や賃貸に関する実務は行わず、あくまでも不動産情報サイトとして不動産の情報を掲載するサービスを行っています。
掲載を希望する不動産から使用料を得ることでサイト運営をしているため、スーモを利用して物件を売買するためには、以下の2つの料金がかかると考えておきましょう。
- 不動産掲載料
- 不動産成約手数料
スーモは掲載料を多く払うほど広告位置が優遇されるスーモは掲載料を多く払うほど広告位置が優遇される
スーモで不動産を売却したい方は、物件1つあたり2万円〜/月の掲載料が必要です。
また、従量課金制のため掲載料を多く払えば払うほど、スーモのトップや目の止まりやすい位置に掲載されるようになります。
さらに、掲載期間が長くなるほど継続して料金がかかるため、広告料金を抑えたい方は短期間で売却できるよう、掲載写真や文章を工夫する必要があるでしょう。
スーモで不動産を売却する流れ
スーモで不動産を売却する場合以下の流れで進めていくことになります。
- 4ステップで簡単一括査定
- 不動産会社を選び媒介契約を結ぶ
- 購入検討者の内覧対応
- 売買契約を結ぶ
ここではそれぞれのステップについて詳しく解説していきます。
4ステップで簡単一括査定
スーモで不動産を売却する場合、まずは以下の4ステップで不動産の査定を行いましょう。
- 「売る・貸す」ボタンをクリック
- 「不動産売却」を選択
- 「査定フォーム」に必要事項を記入
- 「査定依頼」をクリックし申込完了
スーモの一括査定サイトを利用すれば簡単に複数の不動産へ査定が出せるため、契約する不動産を選ぶ前に一括査定を活用してみましょう。
不動産会社を選び媒介契約を結ぶ
査定の結果が出たら、売却依頼する不動産会社を選び媒介契約を進めましょう。
媒介契約とは、不動産の仲介業務を依頼するための契約で「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。
長い期間をかけずに適正価格で物件を売却するには、保有している物件の魅力を一番に理解してくれている不動産会社を選ぶことが重要です。スーモの一括査定結果をよく比較して、物件の価値を適正に判断してくれそうな不動産会社と契約するようにしましょう。
購入検討者の内覧対応
物件の購入を検討する人が現れたら、内覧対応をしましょう。
媒介契約を結んだ不動産会社は、スーモなどの不動産サイトで物件を告知すると、購入希望者が内覧に訪れます。
内覧時の案内や説明などは仲介している不動産会社が行いますが、売却予定の物件にまだ居住中の場合や家具などが多く残っている場合も内覧に対応しなければならないので注意しましょう。
売買契約を結ぶ
購入希望者が価格や引き渡し時期などの条件を承諾したら、売買契約を進めます。
以下の4点を事前に準備しておくと、売買契約をスムーズに進められるでしょう。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 契約書収入印紙代（契約金額により異なる）
- 手付金領収書（物件価格の5～10％が一般的）
スーモを不動産売買で利用する3つのメリット
不動産の一括査定ができる
スーモの「SUUMO不動産売却サイト」を利用すると、複数の不動産会社へ一括で査定依頼ができます。
査定料金は無料で、また実際に売却するかどうかは査定の後に決められるので、まずは保有している物件がどれくらいで売却可能かを知りたいという方におすすめです。
不動産を査定してもらう際には、相場価格や売却にかかる期間の目安が把握するために4～6社ほどの複数の不動産に査定依頼する必要があります。
そのため、不動産の売却を検討している方は、スーモの一括査定サイトを活用して効率よく複数の会社を比較してみましょう。
売却実績から不動産会社が選べる
スーモでは不動産会社別の売却実績が表示されるため、不動産の実績を確認した上で会社を選ぶことができます。
物件を売却したい人にとって、不動産会社の販売力を計れる売却実績はとても重要な情報でしょう。地域別に売却力のある会社を比較検討することも可能なので、不動産選びの参考にしてみてください。
知名度の高い不動産サイトに掲載できる
冒頭でも説明したように、スーモは不動産サイトとして知名度が高いため、スーモへ掲載されれば高い広告効果が期待できるでしょう。
物件の成約率を高めるためには、まず多くのユーザーにアプローチをかけることが重要です。その点知名度の高いスーモであれば、掲載されただけで多くのユーザーの目に留まりやすく、成約に繋がりやすいと言えるでしょう。
スーモの知名度の高さを利用して、好条件で物件を売却できるユーザーを探してみましょう。
スーモに掲載するデメリットと改善策
デメリット｜他の物件にユーザーが流れてしまう
スーモに物件を売却する際のデメリットは、サイトの特性上競合物件にユーザーが流れやすい点でしょう。
スーモは検索した条件に似た物件が検索結果に流れてくるため、掲載した物件は閲覧されるものの、なかなか成約に至らない可能性もあります。スーモで成約率を上げたい方は以下の方法を試してみましょう。
スーモで集客効果を上げる2つの方法
スーモで集客率や成約率を上げるには、以下2つの方法が効果的です。
- 掲載料を多く払う
- 契約条件を見直す
物件の売却に不安がある方や短期間での成約を目指したい方は、以下で紹介する2つの方法を試してみてください。
掲載料を多く払う
スーモは従量課金制のため、掲載料を多く払うことで集客効果アップを狙うことができるでしょう。
掲載料が高くなるほどサイト内で目立つ位置に表示されるため、ユーザーの目に止まりやすくなり集客率アップに繋がりやすくなります。
物件売却のための資金に余裕があり、少しでも成約率を上げたいという方は掲載料を多く払ってユーザーの集客に力を入れてみましょう。
契約条件を見直す
掲載物件の契約条件を見直すことで成約確率をあげることができるでしょう。
契約条件はユーザーが物件選びをする際に最も注目するポイントのひとつです。例えば、売却価格やローン利用の有無、引き渡し時期などが物件の売買で重要視されるので、他物件と契約条件で差をつけてユーザーの注目を獲得してみましょう。
