住宅売買購入の流れについて解説!必要書類や注意点などご紹介!


本記事では、住宅売買の購入の流れについてご紹介しています。
「はじめて購入するけど、どんな感じで進んでいくんだろう」、「はじめての購入だから不安」と悩まれている方に向けてお届けします。

本記事を参考にしていただくことで、契約における注意点や用意するものもわかりますので、いきなり言われて慌てることもありません。

住宅売買の前に、少しでも不安を取り除けるように確認して、参考になれば幸いです。


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購入申込書の記入について



購入する物件が決まったら、購入申込書という書類を記入することになります。

住宅の売買といえど、すぐに購入資金の一部が必要というわけではなく、まずは、売却人に対して購入の意思を伝えなければいけません。

よって、購入申込書には、以下の内容を書くことが多いです。

購入者の氏名 … 購入者を明確にするため購入者の現住所 … 同上手付金の金額 … 売買金額の0.5~2割の金額購入物件の住所 … 購入物件に間違いが発生しないようにするため購入する物件の売買金額 … 購入金額の確認のため

以上、5つの項目となります。

また、手付金については地域や物件を管理している不動産屋にて購入物件の0.5割~2割の中で金額が変わる可能性があります。

手付金は、購入の信用性やのちのキャンセルに対しての違約金の基準ともなるため、0円ということは不可能に近いです。


住宅ローンの仮審査について



住宅を現金一括で購入する場合は必要ありませんが、購入されるほとんどの方が住宅ローンを使うことになります。

よって、購入する物件が決まったら、対象物件を購入するために住宅ローンを組めるか銀行に審査をしてもらいます。

仮審査では、おもに購入者自身の審査にしぼられます。

仕事はしているのか、ローンを支払うための収入はあるのか、月々のローンを払えるお金はあるのかです。

銀行によって、審査書類は変わりますが、必須の書類は以下の書類となります。

・身分証明書 … 運転免許証がもっとも有効・源泉徴収票 … 収入証明のため

年収に対して購入金額が高すぎたり、仕事が正社員ではなかったりすると審査落ちの場合もあるので気を付けてください。

また、仮審査での注意点を1つご紹介します。

仮審査に合格してからでないと購入意思を受け付けないという売却者もいます。

もし、スムーズに購入を進めることや、仮審査の間に他の人に物件を取られたくないと考える方は、事前に仮審査をすることをおすすめします。


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住宅売買の契約、重要事項説明について



仮審査通過後は、早々に住宅売買の契約および重要事項説明となります。

住宅売買契約や重要事項説明では、不動産屋から説明を聞いた直後に、その場で署名と捺印をすることになります。

署名、捺印をすると契約することになるので、不動産屋の説明をしっかり聞き、わからないところがあれば確認しましょう。

不動産屋は、住宅のプロですので、しっかりと回答してくれます。

最後に、契約の署名・捺印後は購入申込時に記入した手付金が必要になりますので、必ず用意しておいてください。


契約・重要事項説明の注意点

事前にどのような部分に注意すべきかをご説明します。

契約に備え、参考にしていただけたら幸いです。

【購入不動産関係事項】

・住所や登記事項の内容・電気やガス、水道状況・土地の場所における警戒区域の確認・アスベストや耐震診断の内容・私道の接道状況(私道がある場合)・道路の接道状況

【取引条件事項】

・売買料金や手付金、契約解除による違約金などの金額確認・契約解除に関する内容・賠償責任の予定額・お金の貸し借りに関する金額などの詳細・契約不適合責任について

住宅ローンの本審査について



契約後は、住宅ローンの本審査にうつります。

住宅ローンの本審査は、仮審査と違い、契約者自身だけではなく、物件自体の審査も含まれます。

道路に接道していない、物件自体に瑕疵があるなど物件購入の借入金額に見合わない場合は貸してくれない可能性もありますので、ご注意ください。

また、住宅ローンの本審査では、仮審査よりも用意してもらう書類が多いです。

用意するのが遅くなると、審査のスピードも遅くなり、最悪違約金の発生につながりますので注意してください。

【本審査で用意する書類】

・住宅売買契約書(不動産屋が準備)・重要事項説明書(不動産屋が準備)・登記事項証明書(不動産屋が準備)・間取り図や平面図(不動産屋が準備)・募集広告(不動産屋が準備)・建築確認申請書一式(不動産屋が準備)・身分証明書・健康保険証・現住所の住民票・印鑑証明書・源泉徴収票

不動産屋が準備してくれるものもありますが、契約者本人が準備するものもたくさんありますので、しっかり確認しておきましょう。


金銭消費貸借契約について

金銭消費貸借契約とは、銀行とのお金の貸し借りにおける契約のことです。

本審査通過後は、銀行と金銭契約を結び、何に使うお金なのか、誰がローンを組むのかなど多くの書類に署名と捺印をすることになります。

場合にもよりますが、1~2時間ほどかかり、住宅売買の中でもっとも時間がかかる作業です。

お金に関する説明もありますので、大変かと思いますが、しっかり話を聞いておきましょう。


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決済および鍵渡しについて



本審査に通過すると、銀行でお金のやり取り(決済)および鍵の受け渡しとなります。

多額のやり取りとなりますが、実際に目の前に大金が置かれて受け渡しをするわけではありません。

本審査をお願いした銀行から相手の銀行口座への振込でやり取りをします。

実際に手でお金を渡すことは少ないので、お金を払ったという感覚はすくないかもしれませんが、通帳を見ると大金が動いているのが分かりますので、実際に見るとドキドキするかもしれません。

売却人がお金の振込を確認すると、最後に鍵を渡されて終了となります。


住宅売買の購入におけるまとめ



住宅売買では、購入する物件の決定後に以下の流れで進行していきます。

購入申込書の記入について住宅ローンの仮審査について住宅売買の契約、重要事項説明について3-1.契約・重要事項説明の注意点住宅ローンの本審査について4-1.金銭消費貸借契約について決済および鍵渡しについて住宅売買の購入におけるまとめ

上記、住宅売買における一連の流れが約1ヶ月~1ヶ月半で完了することになります。

長いように見えますが、実際にやってみると、時間の経過はあっという間です。

はじめての購入で緊張しますが、不動産屋がしっかりサポートし、銀行や登記をしてくれる司法書士もわからないことがあれば、ちゃんと教えてくれます。

確認は大事ですが、安心して住宅売買にのぞみましょう。

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