ビジネスに特化したマッチングアプリ「Yenta」。2020年5月から全国展開をスタートし、一躍話題となりました。
しかし、「マッチングアプリで本当に人脈が作れるのか?」「危なくないのか?」と利用を戸惑う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、Yentaの特徴や利用方法、登録の流れや評判など、利用を考えている人に役立つ情報をまとめて紹介します。
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Yenta(イェンタ)とは?
Yenta(イェンタ)とは、求人メディアGreenを運営する株式会社アトラエが運営しているビジネス向けのマッチングアプリです。
恋愛面の出会いを探すイメージが強いマッチングアプリですが、Yentaが提供するのはビジネス上の出会い、つまり人脈作りのチャンスです。
現在、ユーザーの在籍企業数は2万社以上、累計マッチング数は300万件を突破し、多くの利用者がマッチングに成功しています。
アプリ名 | Yenta – イェンタ |
利用環境 | iOS12.4以降/Android5.0以上/web版(β) |
利用料金 | 基本無料 |
Yenta(イェンタ)の特徴
次にYentaの特徴について、それぞれご説明していきます。Yentaの特徴は、主に次の3つとなっています。
- シンプルで直感的なUI
- 利用者の質の高さ
- マッチング対象の幅広さ
1日1回スワイプするだけの簡単操作
Yentaは、はじめて利用する方でも直感的に操作できます。
登録後にやることは、人工知能(AI)がレコメンドする10人を「興味あり」と「興味なし」にスワイプで振り分け、マッチング結果を待つだけです。
- 毎日昼12時にレコメンドが届く
- 20時にマッチング結果が報告される
お互いが「興味あり」を選んでいたらマッチング成立となり、相手とメッセージのやり取りが可能になります。
完全審査制だから利用者の質が高い
Yentaは、審査を通過した人だけが登録できる完全審査制です。登録者を厳選することで、安全性の高く有益なマッチングを担保しています。
登録できる職種に限りはなく、ビジネス界以外にも政治家やアーティスト、スポーツ選手と幅広い層が登録しているとのこと。もちろん学生も登録できます。
全国のビジネスパーソンとマッチングできる
元は東京エリアのビジネスパーソンのみ対象だったYentaですが、「オンラインで気軽に情報交換したい」というニーズを受け、2020年5月12日より全国利用が可能になりました。それと同時に、有料プランでテレポート機能もリリースされています。
通常、Yentaは登録者の位置情報から、会える距離にいる相手を優先的にレコメンドします。実際に会ってビジネスへつなげることを想定したアプリのため、全国展開後も近い者同士がマッチングしやすいシステムです。
一方、テレポート機能を使用すると、指定した特定エリアでマッチングしたい相手をフィルタリングできます。東京にいながら福岡の相手とマッチングするなど、出会いの可能性が広がりました。
Yenta(イェンタ)の使い方
ここまでYentaの概要や特徴について解説してきました。ここからは、実際にYentaを利用する流れについて分かりやすくご紹介します。
①アプリをダウンロード~利用開始まで
Yentaをダウンロードすると、まずは登録画面が開かれますので、下記のいずれかと連携しアカウントを作成します。
- AppleID
また、登録では下記が入力必須項目となっています。「関心のある項目」は、「Web開発」や「DX」といった仕事に関係あるものから「投資仲間」「読書まんが」などの趣味関係のものまでさまざまです。レコメンドに関係する部分なので、正直に選ぶことで魅力的な出会いに繋がります。
- 氏名
- 顔写真
- 生年月日(年齢は非表示も可)
- 自己紹介文
- 学歴
- 関心のある項目
必須項目の他にも、職歴、スキル、キャリアステータスなどを任意で記入できます。入力が終わると審査がスタートします。審査の基準は「その人がYentaを利用して、満足いく出会いができるか」のため、審査時間は登録者によって差があるようです。
②昼12時に自動的にリコメンドが届く
登録が完了すると、毎日昼の12時に10人分の紹介カードが届くようになります。あとは、カードの相手とマッチングしたいか/マッチングしたくないかをスワイプで振り分けるだけです。慣れれば1分もかからないでしょう。
ここでマッチングアプリならすぐにマッチング結果がわかりますが、Yentaは夜まで結果が出ません。「仕事の合間に振り分けし、マッチング相手とコンタクトを取るのは終業後」と、忙しいビジネスパーソンが使いやすいシステムになっています。
③夜20時にマッチング結果が届く
マッチング結果は当日の20時に届き、マッチング成立相手とメッセージのやり取りができるようになります。
マッチング後にメッセージを送るかどうかはユーザー次第となっています。ビジネスマッチングと一口にいっても採用、営業、求職、勉強など利用目的は人それぞれです。
利用目的が合わないケースも多いため、「マッチングしたから挨拶すべきだ」と気を張る必要はなく、話してみたいと思った相手にだけメッセージを送ることが可能です。ビジネス目的とはいえ、カジュアルに繋がることができるのも、Yentaの魅力となっています。
④Zoomなどで情報交換へ
もともとは直接会うことを目的に作られたYentaですが、現在は新型コロナウイルス感染症対策の関係でオンラインでのコミュニケーションを推奨しています。Zoomなどのオンラインツールで、情報交換を進めましょう。
実際にYentaで出会ってからzoomで話をしてみた方の体験談がネットに上がっていたのでご紹介します。
Yenta(イェンタ)の料金
Yentaは基本無料で利用することが可能ですが、フリープランの他にも3つの有料プランが用意されています。
アクティブプラン、アドバンスプランは、フリープランの拡張に留まります。一方、プロプランでは属性のフィルタリングや遠方エリアの人とマッチングが可能になり、採用目的で利用したい方には特に便利なプランになっています。
プラン名 | 月額利用料 | 機能 |
アクティブプラン | 1,000円 | 48時間以内に「興味あり」をくれた人が閲覧でき、月間10人までマッチング可能 |
アドバンスプラン | 2,500円 | 1日のスワイプ数20人 1ヵ月以内に「興味あり」をくれた人が閲覧でき、月間15人までマッチング可能 |
プロプラン | 5,000円 | 1日のスワイプ数20人 全ての興味ありをくれた人が閲覧でき、月間20人までマッチング可能 職種、年齢などでフィルタリング可能 位置情報を変更して、特定エリアの人とマッチング |
Yenta(イェンタ)の評判は?口コミを紹介
実際に、Yentaでは有益な出会いが期待できるのでしょうか?
TwitterなどのSNSで利用者の声を探りました。
ここではYentaについての気になる口コミを取り上げてご紹介します。
おはようございます!
— さとる@地方特化農耕型営業の人×さとる塾運営 (@satoruWeb1) February 18, 2021
今日も人とお会いして来ます!#今日の積み上げ
✅アポイント2件
✅yenta面談3件
✅隙間時間訪問営業
Yenta面談が連日控えているので、見込み案件にできるようにヒアリングしてきます!
今日も1日頑張っていきましょー!
\(*°∀°*)/
Yentaでの出会いから「ビジネスへ繋がった」という声や、「同じ趣味の仲間ができた」という声もあります。利用目的に応じた出会いが出来ていると言えるでしょう。しかし一方で、Yentaに関する不満の声も見られました。
Yentaで、マッチングした方からメッセージ。だいたい不動産営業と保険営業が大半なので基本的に無視している。だが今日頂いたメッセージは、とても気持ちのこもった文で、思わず最後まで読みたくなる内容が徒然と。
— Tom@外資 (@Tomopiro2170) December 2, 2020
メッセージの内容だけで、できる営業!って思ってしまった。#ビジネスマッチング
上記のように、マッチング後に望まぬ営業をかけられるケースが散見しました。ビジネスマッチングということで営業ツールとして利用しているユーザーもいるようですが、純粋なビジネス目的でのマッチングアプリとして利用するためのユーザー側の理解も、今後は必要になってくるでしょう。
【まとめ】Yenta(イェンタ)はオンラインでの人脈作りに最適
今回は、話題のビジネス版マッチングアプリ「Yenta」について紹介しました。コロナ禍の昨今、人脈を広げようにもリアルの出会いが難しくなっています。
- ビジネスにつながる出会いが欲しい
- 異なる業界の人と知り合いになりたい
このような意欲のある方には、オンラインでカジュアルにつながれるYentaは最適なアプリと言えるのではないでしょうか。
将来的には世界展開も目指しているとのことなので、Yentaのサービス拡大に今後も目が話せません。