クラウド制作管理ツール「PassTeam」とは？
「PassTeam」とは、株式会社リービーが運営するクラウド制作管理ツールです。
Webサイト制作におけるやりとりを効率化することに特化したツールとなっており、Webサイトの制作に必要な情報、メールのやりとり、プロジェクトメンバーへの共有、フォローなどを一括管理することが可能です。サイト原案の作成やサイト構築の開始に必要な情報共有なども「PassTeam」上で完結することができるので、面倒な書類管理やメール確認なども必要がなくなります。
確認漏れを防止し、スムーズに制作を進めることが出来るようになるため「PassTeam」の導入を進めている企業も少なくありません。β版がリリースされているため、無料体験したあとに本格的な導入をすることも可能です。
「PassTeam」の特徴
「PassTeam」には、以下の特徴があります。
- Web制作に関わる全てのファイルを一括管理できる
- 「PassTeam」上でサイト原案の作成やクライアントとのやりとりが可能
- Web制作において必要な情報共有や確認を効率化できる
- 「PassTeam」を自社システムとして展開し他社との差別化を図れる
- β版で導入前にシステムを体験できる
Web制作を行うにあたって、確認が必要になるファイルは数十件～数百件と場合によってさまざまです。こうしたファイルは確認を見落としたり、共有がされなずに放置されると後々トラブルを引き起こす原因にもなります。こうしたファイルを一括管理し、見落としを防止して効率的に作業をすすめられるのも「PassTeam」の特徴です。
「PassTeam」上でクライアント用のアカウントを用意すると、「PassTeam」でクライアントとのメッセージやり取りを行えるようになります。メールや電話での確認作業が減り、無駄な時間を減らせるためスムーズにWeb制作を進めることが可能です。サイト原案の作成や、メンバーとの情報共有も「PassTeam」内で行えます。
カスタマイズ機能を使ってシステムロゴを自社ロゴに設定すれば、自社システムとして活用していくこともできます。クライアント側としては「順調にすすめてもらいたい」と考えていることが多く、他社との比較検討の際には「スムーズなやりとり」が重要視されます。自社システム上で全てのやりとりを完結できるればクライアントにとっても大きなメリットになるため、他社との差別化を図れることも特徴のひとつです。
どの機能もβ版で無料体験をすることができるので、実際に利用してから導入を検討することも可能となっています。
「PassTeam」の機能
「PassTeam」の機能は大きく2種類に分かれます。ここからそれぞれについて、詳しく解説していきます。
管理機能
管理機能は顧客、サイト、サーバーの管理を行う際に必要となる機能です。この機能は主に4つに分類されます。
- 顧客管理機能
- サイト管理機能
- サーバー管理機能
- ゲスト登録機能
「顧客管理機能」では「PassTeam」のシステム上でクライアント情報の登録を行うことによって、運用サイトと担当者を紐づけた一元管理を行える機能です。クライアント側の担当者はゲストとして登録を行うことができ、システム上で管理しているファイルの確認や連絡やりとりなどを簡単にできるようになります。
制作したWebサイトも顧客情報と関連付けて一括管理ができるようになっており、サイトごとにサーバーや会社名を管理することが可能となります。サーバーメンテナンス時には該当サーバーを使用しているサイト情報をCSVで一括出力することもできるので、見落としもなく効率的なメンテナンス告知を行えます。
制作支援機能
- ドキュメント制作機能
- ディレクトマップ機能
- 原稿作成機能
- 写真管理機能
制作支援機能は上記の4つに分かれます。
「ドキュメント制作機能」ではクライアントとの打ち合わせの内容を議事録として残せるほか、社内ミーティングの議事録など制作するWebサイトごとに分けてまとめて管理することが可能です。作成した議事録は「公開」「非公開」を設定できるようになっています。
「ディレクトマップ機能」はサイト情報を可視化できる機能です。Webサイトの制作時にディレクトリマップを作成しておくことによって、サイト作成に不可欠な様々な情報の管理を簡単に行えるようになります。また、「原稿作成機能」ではWebページごとに原稿を作成でき、ページごとにクライアントへの確認が可能です。
「写真管理機能」では素材を「PassTeam」上で共有することによって、写真の使用可否などを一括で確認、共有する事ができます。素材選定を効率的に進められるため、無駄な時間を省くことができるのです。
「PassTeam」の始め方・登録方法
実際に「PassTeam」の機能を試したい場合には、まず無料で利用できるβ版の登録をおすすめします。β版は機能制限が一切なく、全ての機能を利用することが可能です。
- 「PassTeam」の公式ホームページにある「β版テストに参加」をクリック
- メールアドレスを入力し「β版テストに申し込む」を押す
- 受信したメールを開き、リンクをクリック
- 会社名、サブドメイン、名前、パスワードを入力し「アカウント作成」を選択
- マイページが表示されたら登録完了
登録は上記の方法で行います。登録が完了すると即時利用を開始することが可能です。
「PassTeam」の使い方
まずはクライアントの登録を行います。クライアントの会社名とクライアントキーを入力することによって簡単に作成が可能です。クライアントキーは半角英数字とアンダースコアで設定することができます。
その後ゲスト用のアカウントを発行します。クライアントにゲストのログイン情報を伝えることによってクライアントも「PassTeam」上で確認作業や情報共有を受けられるようになります。
ディレクトリマップページを用意し、制作に必要なサイト原案の作成や、ミーティングの議事録の管理などをすべて「PassTeam」で行っていきます。基本的にすべての連絡・共有・管理を「PassTeam」上で行えるため、いくつものツールを行き来してやりとりするといった手間が省けるようになります。
「PassTeam」の解約方法
β版の利用は基本的に30日間期間限定利用となっています。その後本格的な導入を行う際には本契約に進みます。本契時にはβ版のデータをそのまま引き継ぐことが可能です。
β版の場合アカウントページ内に退会や解約を行える場所がないため、メールで直接運営会社にお問い合わせをしてβ版の解約をするといった流れになるようです。もし問い合わせが手間だと感じるのであれば、料金が発生することは一切ないのでβ版の期間終了を待つといった方法もあります。
公式ホームページの「よくある質問」でも各種手続き方法の案内が記載されており、マイページにはマニュアルもあるので一度確認してみましょう。
Webサイトの制作なら「PassTeam」を利用しよう！
- 「PassTeam」はクラウド制作管理ツール
- クライアントのやりとりやWebサイト制作に必要なファイルを一括管理できる
- β版で30日間の無料体験後本格導入を検討することが可能
- サイト原案の制作や議事録の管理などもシステム上でまとめて行える
- 会社ごとにサーバーやサイトの情報共有、管理もできる
- ディレクトリマップで作業状況を可視化
- 面倒なやりとりを省いてスムーズにWebサイト制作を進められる
今回は「PassTeam」について解説していきました。「PassTeam」はWebサイト制作を円滑に進められる工夫が沢山詰まっている管理ツールです。
会社ロゴを設定することで独自システムとしての活用も可能となっているので、他社との差別化を図る際にもおすすめのツールとなっています。気になる方はぜひβ版の利用を検討してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【参考記事】
