「外出中に突然雨が降ってきた際に、傘を持っていなかったので急いでコンビニで購入した!」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回ご紹介するのがアイカサ(iKasa)という、どこでも傘がレンタルできるサービスです。本記事では、アイカサとはどんなアプリなのか、使い方・口コミ・評判まで徹底解説していきます。
アイカサはどんなアプリ?
突然雨が降ってきた時、タクシーを使ったり、コンビニで使い捨て傘を買ったりする人も多いのではないでしょうか。そんな常識を覆す便利なサービスが、すぐに傘をレンタルできるアプリ「アイカサ」です。
好きな場所で傘を借り好きな場所で返すことができるため、びしょ濡れになりながら走ったり、使い捨て傘をわざわざ買ったりすることもなくなります!
アイカサはどこで利用できる?
アイカサは、関東(東京都・神奈川県・埼玉県・茨城県)、中部(愛知県)、関西(大阪府・兵庫県)、中国地方(岡山県)、九州(福岡県)で、それぞれサービスを利用することができます。
主に鉄道路線の沿線に沿って、駅や商業施設、飲食店などにアイカサが設置されています。傘の返却は別の設置場所で済ませることができるのも嬉しいポイントです。
アイカサの3つの魅力を紹介
雨の日の出勤や通学の常識を変えるサービス「アイカサ」の魅力を3つ紹介していきます。これを読めば、きっとあなたも「アイカサ」を利用してみたくなりますよ!
アイカサの魅力①:コスパがいい
使い捨て傘を購入すると、平均一つあたり500円前後の費用がかかります。突然の雨が降るたびに使い捨て傘を購入していると、あっという間に出費がかさんでしまいます。
一方、アイカサを活用すると、傘への出費を大幅に抑えることが可能です。アイカサの1回あたりの費用は70円(24時間適用)で、約430円の節約ができるため、お財布にも優しいサービスとなっています。
アイカサの魅力②:他企業との提携で広がる設置場所
アイカサは、鉄道会社を中心に他の大手企業と協働することで設置場所を次々と拡大しています。
2021年1月にはJR(東日本旅客鉄道)との提携により、通勤・通学での利用者が多いJR山手線の全駅にレンタル場所の設置をしている他、マルイグループや小田急電鉄、西武鉄道といった複数の企業との提携により、さらなる設置場所の拡大に取り組んでいます。
今後もさらに設置場所は増え続け、ユーザーの利便性もますます向上していくことが期待されます。
アイカサの魅力③:環境にいい
使い捨て傘は、実は環境問題にも影を落としています。日本は世界的に見ても傘の消費が突出して多く、年間約6500万本もの傘が消費されており、その多くが廃棄されてしまっているのが現状です。廃棄された傘の処理が追いつかないという課題に加え、ビニールと鉄を使用して作られている傘は、リサイクル処理にも手間がかかり、作業が滞ってしまいがちです。
そのため、傘の安易な使い捨てをやめようという声が挙がり始めています。アイカサは傘のレンタルを通して、使い捨て傘の課題を解決しようと取り組んでいます。使い捨て傘を購入するよりも安いので、節約しながら環境に優しい生活を心がけることができるのがユーザーにとって嬉しいポイントです。
アイカサの料金プラン
アイカサの料金プランは、以下のとおりです。
- スポット利用料:1回100円
- 月額定額制:550円(30日間)
月額定額制は、1ヶ月に何回アイカサを利用しても、スポット利用料が無料になります。また、月額定額制に加入すると、アイカサのアプリで傘の位置を確認したり、傘を予約したりすることができます。
アイカサの料金プランは、都度利用したい場合はスポット利用料、頻繁に利用したい場合は月額定額制がおすすめです。
アイカサの使い方を解説
こまでアイカサがどのようなアプリなのか紹介してきましたが、アイカサはどのように利用できるのでしょうか。ここではアイカサの使い方について紹介していきます。
傘のレンタルの流れ
まずは、アイカサで傘をレンタルする方法についてまとめていきます。
- アイカサのアプリをダウンロードし、ログインをします。ログインが終わったら「アイカサを借りる」を選択しましょう。
- アイカサスポットに表示されているQRコードをスキャンしてください。スキャンが終わったら傘をロック手前まで持っていくと、ロックが解除されます。
- ロックが解除されたら傘をレンタルしましょう。
アイカサは上記の3ステップで、簡単にレンタルすることができます。
茨城と福岡エリアで利用する場合は、アイカサスポットではなく借りたい傘の持ち手部分のQRコードを直接読み取り、届いた3桁の暗証番号で鍵を開けてレンタルする仕組みとなっています。
①アイカサの登録方法
まずは以下からアプリをダウンロードします。
アプリを開きます。アカウントでログインをするか登録します。
プランを選び次に決済登録をしてください。
②傘のレンタル方法
アプリを開きます。現在地の地図にアイガサスポットが表示されます。マークをクリックするとスポットと利用できる傘の本数が表示されるので、傘を借りる場所を選んで移動してください。
借りる、をタップし、利用地域を選ぶとQRコードを読み込む画面になります。
スポットにあるQRコードを読み込むと、出てくるのは接続画面です。しばらくするとロックが解除されるので、ゆっくりと傘をスライドさせて取り出します。
③傘の返却方法
アプリを開き、返すをタップします。傘を返すスポットの地域を選択します。アイカサスポットにあるQRコードを読み取ってください。
QRコードを読み込んだ後、スポットのロックが外れるまで少し待ちます。スポットのロックが外れたらゆっくりと傘を返却します。返却後に出てくるのはアンケート回答画面です。
④アイガサの退会方法
アプリを開き、右下にあるマイページをクリックします。マイページのメニューからアカウント情報を選んでください。アカウント情報画面の一番下にあるアカウント情報の削除をタップすると、アンケートが出てきますので、回答してアカウント情報を削除します。
アイカサでトラブルが発生した場合の対処法
トラブル①:傘を紛失した場合
アプリを開き、右下のアイコンからマイページを選択します。マイページのメニューをスクロールしていくと、下から2番目にあるのがカサの紛失申請メニューです。
カサの紛失申請のメニューを開き、借りている傘の中から紛失したカサを選びます。同意する場合は下の四角にチェックを入れ、紛失申請をクリックします。
トラブル②:不具合が発生した場合
アイカサで不具合が発生した場合は、以下の手順に従って対応してください。
- アイカサのアプリで、不具合が発生したスポットをタップします。
- 「不具合を報告」をタップします。
- 不具合の内容を入力します。
- 「送信」をタップします。
アイカサの運営側で不具合を確認次第、対応してもらえます。また、アイカサの公式Twitterアカウントでも、不具合の告知や対応状況の報告を行っているので確認してみてください。
アイカサの口コミ・評判は?
ここまでアイカサのサービス概要から使い方まで解説してきました。ここからはアイカサの口コミ・評判についてチェックしていきましょう。
アイカサの口コミ・評判は、全体的に良いです。特に、以下のような点が評価されています。
- 手軽に傘を借りられる
- 傘を返却する場所が豊富
- 料金が安い
- 傘が丈夫で使いやすい
全体的にアイカサを利用したユーザーからの声はポジティブなものが多く見られます。急な雨でもコンビニで500円で購入せずとも、70円でレンタルできるので財布に優しい点が好評を集めていますです。
加えて、QRコードでサクサクレンタルできるところも好評です。実際に使ったことはないものの、近くにあれば是非使ってみたいという声もありました。
改善を求める声も
このようにサービス内容で好評を呼んでいるアイカサですが、システム面については改善を求める声を多く見受けられました。アプリに不具合が生じて傘のレンタルや返却に支障をきたしてしまったというフィードバックも少なくありません。
アプリのアップデートの内容もユーザーにとってはあまり良い印象ではないようです。アイカサで使われている傘のデザインも変えてほしいという声も一部で見られました。
中には、レンタルして返却するのがそもそも面倒だから全く使わないという声もありました。このように賛否両論ありますが、システム面の課題を解決できるとより評価は良くなるでしょう。
アイカサの運営会社は?
アイカサの運営会社は、株式会社アイカサです。株式会社アイカサは、2018年に設立されたベンチャー企業です。
株式会社アイカサの代表取締役は、丸川照司氏です。丸川氏は、慶應義塾大学卒業後、三菱UFJ銀行に入社。その後、楽天株式会社で経営企画やマーケティングに従事。2018年に株式会社アイカサを設立しました。
株式会社アイカサのミッション・ビジョンは、以下の通りです。
- ミッション:雨の日を快適にハッピーに
- ビジョン:1日10万人が使う、雨の日のインフラに
株式会社アイカサは、アイカサを通じて、雨の日を快適にハッピーにすることを目指しています。また、アイカサを1日10万人が使う、雨の日のインフラにすることを目指しています。
【まとめ】アイカサで傘のレンタルを体験しよう!
いかがでしたでしょうか。今回は傘レンタルアプリ「アイカサ」について、使い方から口コミ・評判まで紹介してきました
システム面では課題の見られたアイカサですが、1日70円で傘をレンタルできるのでコスパ抜群で、家に不要になる傘が溜まることもありません。傘のレンタルを通して使い捨て傘にまつわる環境問題の解決に貢献することもできます。気になる方は是非一度、アイカサに登録して傘を買わない生活を体験してみませんか。
【参考サイト】