話題の音声SNS、Clubhouse(クラブハウス)ってどんなサービス?

YoutubeやTikTokなどの動画メディアが流行っている一方、いま様々なインフルエンサー達の間で「音声SNSが流行るのでは?」と噂されるようになってきました。
今回はそんな音声SNSの中でもアメリカで一躍話題となり、さらに最近になって日本でも密かに話題の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」について、その特徴や使い方などを徹底解説したいと思います。最後までごゆっくりご覧ください。
WEBENUでは今話題のWEBサービスを紹介しています。本記事はClubhouseについてのまとめ記事となります。
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Clubhouse(クラブハウス)とは?

Clubhouseは2020年にアメリカで創業した、サンフランシスコに拠点を持つ「Alpha Exploration」が2020年3月に公開した音声SNSです。
Clubhouseって何ができるの?
アプリにログインすると、自分の好きなテーマでチャットルームを生成する事ができます。また、チャットルームでは、自身がチャットルームに招待した他のユーザーとリアルタイムで会話をすることが可能となっています。
Clubhouseでのコミュニケーションは音声のみのため、よくあるコメント機能などは存在せず、オーディエンスからの反応などもありません。「音声版Twitter」などとも言われており、その可能性に注目が集まっています。
日本で広まる前から注目されていた?
またClubhouseは、2020年5月に約1億ドルの資金調達をしたことでも有名で、サービスにはユーザーとして、IT/Web業界の有名人達がこぞって参加しています。さらに2021年の1月24日にはシリーズBラウンドの資金調達を行うことも発表しており、調達金額こそ公表されていないものの、今後のClubhouseには目が離せない状況となっています。
Clubhouseの特徴と機能は?

Clubhouseの最大の特徴として、完全招待制のSNSという特徴があります。招待することができるのは1人2名までで、招待されていないユーザーはアプリをインストールしたとしても利用を開始することができません。
招待枠が売買されている!?
そのため、Twitterを始めとしたSNSで招待を得るために呼びかけるツイートが多発しており、他にもECサイト「メルカリ」で招待枠を販売するユーザーが出てくるなど、日本でも一躍話題となっています。
実際に、Clubhouseの招待枠が、メルカリで4000円から1万円程度で取引されていたことなどがネットニュースで取り上げられています。
また、その他の特徴として前述したもの以外にも、「会話の内容が記録に残らない」「Clubhouse専用の番組表が用意されている」などの特徴があります。他の音声サービスなどと比べても、その独特な特徴が世界中から話題を集める理由となっています。
現時点でのサービス提供はIOSアプリのみで、AndoroidやWeb版では利用することができません。
Clubhouseの評判を調査!

Clubhouseはネット上でもかなり話題となっており、またその凄まじい勢いから、メディアやビジネス利用など様々な方向での可能性に期待が寄せられています。
なかなか招待してもらえない!
ネット上では、「使い方がまだよく分からない」「アーカイブがないので気軽に話しやすい」「早く招待されたい」など様々な声が寄せられていますが、現在のところは「始めてみたいが招待がなく始めることができない」という声が圧倒的多数となっています。
また、Twitter社のCEOであるジャック・ドーシー氏は2020年12月にClubhouseと似た機能を持つ音声SNS「Spaces」のテストを始めていることからも、Clubhouseのような音声SNSへのWeb業界への注目が読み取れます。
Twitterでの口コミを調査!
Clubhouseはもう使っていない!?
一時期はとても話題になり利用者が爆発的に増えていったClubhouseですが、しばらく経った今では「もう利用していない」などの声も多く、急激にユーザーが増えていっただけに離れていくユーザーも多いようです。
一方で、一度使ってみてから面白さにハマってずっと使っているとの声もあり、人によって合う合わないがあるのも事実のようですね。
また、アプリのアイコンの人物が定期的に変わっていっていて面白いなどの声もあり、利用はしていないがアイコンを見るためにアプリはまだ入れているという変わった使い方をしている方もいました。
Clubhouseの使い方

Clubhouseの使い方は非常にシンプルで、細かい使い方などを除けば大まかな使い方は以下の通りです。
①ユーザーから招待をもらう
②アプリをインストールしてログインする
③プロフィールを設定する
④興味があるルームに入る(自分で作る)
⑤会話したり、会話を聴いて楽しむ
ルームは公開/友人だけ公開/非公開に設定することができ、ルーム内はスピーカー/フォロワー/その他のユーザーに分かれています。
今後の機能拡張は?
新しい機能が増えていく可能性はありますが、今のところはルームで会話するという機能のみに絞られています。また今後、クリエイター育成のための収益化プログラムなどの噂もあり、今後のサービス充実がますます期待されています。
その他の注目すべき音声サービス

ここまで、音声配信アプリ「Clubhouse」の特徴について説明してきましたが、最後に「Clubhouse」以外の注目の音声サービスについてご紹介したいと思います。
stand.fm
stand.fmは、ラジオのような音声放送を、いつでもどこでも気軽に配信できるプラットフォームです。2020年にサービスが開始され、同年10月現在、月間利用者数はWebとアプリの合計で 100万人を超え、急成長しています。
Dabel
Dabel(ダベル)とは、Clubhouse(クラブハウス)に先駆けること1年、2019年1月に公開された友達と声で出会える音声コミュニケーションアプリです。サービス名は、日本語の「駄弁る」をもじって名付けられています。
Swell
SwellはSudha Varadarajan(スダ・バラダラジャン)氏とArish Ali(アリシュ・アリ)氏の夫妻により運営されている音声サービスです。Swellは音声のみによるグループチャットやプライベートな会話だけでなく、短いポッドキャストのような「Swellcast(スウェルキャスト)」もサポートしています。
ZATSUDAN
ZATSUDANとはホリエモンが仕掛ける新しい音声型プラットフォームで、ビジネスの話題を中心に様々な分野で活躍するプロフェッショナル同士の雑談を専用のアプリ上で楽しむことのできるアプリです。
Spoon
Spoonとは、株式会社Spoon Radio Japanが運営する音声配信アプリです。ラジオの様な感覚で視聴が可能で「CAST」という録音配信機能が用意されています。
【まとめ】Clubhouseの使い方は人それぞれ!

いかがでしたでしょうか?
今回はいま話題の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」について、その概要や特徴、使い方などをまとめました。
Clubhouseは完全招待制の音声SNS
会話内容のアーカイブが残らない
ルームの公開範囲などが自由に設定できる
資金調達などによりこれからますますサービスが充実され、ユーザーが増加していくと思われるClubhouseですが、その一方で競合となる音声サービスが次々と出てきているため、今後の各サービスの動向から目が離せません。数年後にどのような音声サービスが覇権を握るのか注目です。
本記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
WEBENUでは引き続き、今話題のWEBサービスについてご紹介させていただきます。本記事が読者の皆様の参考になれば幸いです。
【参考記事】
人気の次世代音声SNS「Clubhouse」がクリエイターへの支払い計画を発表、Andreessen Horowitz主導の新ラウンド準備中