人気ブランド「アンプリチュード」と「イトリン」が終了。一体なぜ。

化粧品会社のポーラ・オルビスHD傘下のACROが、人気ブランド「アンプリチュード」と「イトリン」の販売終了を発表しました。アンプリチュードは2023年5月31日に販売を終了し、イトリンは2023年9月30日に販売を終了する予定です。

ACROは、両ブランドの販売終了について、「事業方針の見直しにより、両ブランドの販売を終了することになった」と説明しています。この決定には、ブランドの売上不振が関係していると考えられます。アンプリチュードは2019年度から、イトリンは2020年度から売上が減少し、販売終了に至ったとされています。

アンプリチュードは、2013年に発売された化粧品ブランドで、美容液が特に人気でした。イトリンは、2015年に発売された化粧品ブランドで、高い保湿効果が特徴でした。どちらのブランドも、高品質な化粧品を提供するブランドとして知られ、多くのファンを獲得していました。

しかし、近年のコスメ市場の変化や顧客ニーズの変化に対応できなかったことが、販売終了の理由の一つとされています。顧客の意識が高まり、自然派化粧品やオーガニック化粧品の需要が高まっている中、アンプリチュードやイトリンは、特にこだわりのある自然派化粧品ではなかったため、競合他社に取って代わられる形となってしまいました。

ACROは今後、新たなブランド戦略を検討することになります。この戦略には、新しいブランドの立ち上げや既存ブランドのリニューアルが含まれるとされています。しかし、今後もACROが提供する化粧品には、高品質と安全性が求められることは変わりません。

アンプリチュードやイトリンのファンたちは、突然の販売終了に驚きと悲しみを隠せませんでした。しかし、ACROは、今後も女性たちの美しさをサポートするため、最高の化粧品を提供し続けていくことを約束しています。


「アンプリチュード」「イトリン」ブランド終了 特別損失約8億円

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